うつの人にとって気晴らしは気晴らしにならず。

家に引きこもってばっかりやと、どんどん気分がふさがるやろうからって、旅行や映画なんかの気晴らしを勧められたりせーへん?

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うつの私にとって、これはあんまりうれしくないことやねん。うつの本人は、エネルギーがあらへんのに、体にむちうって出かけなあかんことになるねん。

病気を悪化させることはあってもな、よくなることはあらへんねん。
うつの人のことを理解せんととやってしまうんがこれやねん。悪気は決してないんやろうけど、うつの人はとっても困るんよ。

 

私の場合・・・

家出をして戻ってきた次の日に母親にこう言われたんよ。「疲れてるんやろうから、子供たちを見といてあげるから夫婦二人で温泉にでも行ってゆっくりしてきたら?今週末予約しといたし」って。
「行きたないわ」っては言えへんし、がまんして行くことになってん。

 

ダンナさんも家出をした私に、何しゃべっていいのかわからへんまま無言で車を走らせてはったわ。気を遣ってるんがわかったよ。腫れものに触るようにされてるんもわかるったよ。

そやけど、行きたない旅行に来てる私は、「行く」それだけで精一杯やってん。車の中でも横になってたいくらいやった。

 

きれいなはずの景色も、楽しいはずの観光地も、美味しいはずの食事も何もいいと思えへんかった。楽しくないねん。ゆっくりしたいのにゆっくりできひんねん。

こんなんで、気晴らしにはならへんよ。どっちかゆーたら地獄やわ。きっと一緒にいたダンナさんも、地獄やったんとちゃうかなって思うねん。

旅館の夕食は母がよかれと思って、つけはったオプション料理でいっぱい。食欲もあらへんのに・・・

少しは楽しそうにしてへんかったら、申し訳ないって思ってちょっと楽しそうに振舞ってみるねん。そやけど、こころの中はいつに増して「どんより」。

 

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「明日はどこ行く?」って「早よ帰りたいねん。どっこも行きたくないねんけど」なんて言えへん。旅館で近隣の観光地mapでチェックして、とりあえず行くとこを決めてん。

 

温泉につかってても、疲れはとれへん。頭の中でいろんな思いがグルグル回ってるねん。
やっと布団に入っても、寝られへん。

明日も長いなぁ。早よ帰りたいなぁ。なんて考えてしもてる。

「行きたない」って、イヤやったら断ればいいのに。そう思ってても、気を遣って「NO」と言えへんのがうつの人やねん。

旅行に行かせてもろたんやから、お留守番しててくれらんやからって両親と子供たちのお土産を探してみたり。

やっぱりいろんなことに気を遣うんよ。結局、どーっと精神的に疲れて帰って来てん。

 

うつの状態がヒドイ時、どこかにでかける。そんだけですごいパワーがいるんよ。それも一人やなくて誰かと一緒やと、今度はそれも気を遣わなあかんし。

うつの人にとって、気晴らしは決して気晴らしにはならへんねん。ただ、ツライだけやねん。

 

でも、手配してくれた両親は、ちょっとくらい気晴らしになったやろうって思ってはるんよ。旅行に行かせてくれた両親には感謝してるよ。

そやけど、ツライ顔をしてる時は無理に気晴らしさせようとせんといて欲しいねん。気晴らしにも誘わんといて欲しいねん。

 

うつの状態がヒドイかったら、普通の人にとっては楽しいってことが全然楽しくないねんよ。興味もわかへんし。

うつの状態がヒドイ時の気晴らしは、布団の中で誰からも話しかけられんと、一人じっとしてることくらいやねん。そう、一人、そっとしといて欲しいんねん。

もともと簡単に気晴らしができるような性格やったら、うつになんかならへんかったかもしれへんやん。うつの人は気晴らしが下手やねん。どうかそれを理解して欲しいんよ。逆に、パーっと騒げる人はきっとうつにはならへんやろうな。うらやましいよ。

 

気分晴れの日が一日でも多くなりますように祈ってるよ。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

はっぴーあくま

はっぴーあくまです。 猫大好き、今は黒猫2匹と白猫(オッドアイ)2匹、4匹と一緒に暮らしてるんよ。母親らしくないっていつも言われるこどもっぽい私。これでも高2と中3の2人の娘がいる40代の悩み多き?ワーキングマザーです。 ドリカムの歌が大好きで今日もドリカムの世界に浸ってます。