うつ患者の家族さんへ 理解できないと言わないで 安らぎの場を作って欲しい

「うつ」患者の家族さんへ。

私は、「うつ」を発症した時、家族には「うつ」やってことなかなか言えへんかったんです。

家族に理解してもらうのは難しい?

私がうつになった時、実両親と同居してたんです。家族は私のことを甘えてる、家事、育児放棄、仕事ばっかりしてって厳しい目で見られてました。

こころもとない言葉をいっぱい浴びせられました。ほんで、どんどん「うつ」は悪化していったんです。

もうあかんって思った時、やっと実母に打ち明けたんです。精神的な病気で心療内科に通院してる。薬も飲んでるって打ち明けたんです。その薬は副作用で、眠たくなるってことも言うたんです。

ちょっとマシになったけど、やっぱり「何が原因なん?」って聞かれたよ。

「寝てばっかりいんと気分転換にどっか行こう」、「行ってきなさい」とか「落ち込んでばっかりいんと」、「元気だして」って言葉をかけられ、余計に落ち込んでしもたよ。

 

最初から、家族の理解を得るんは難しいと思ってるよ。

家族もどうしていいのかわからへんのやと思うよ。

家族は何が悪かったの?と原因を探そうとしはる気がするねん。

でも原因は一つではないんよ。いろいろなことが重なって、重なってもう限界って思うころには、「うつ」になってしもてるんです。

最初は私も何もする気が起こらへん、ずっと寝てたい、泣きたい、人と話したくないって感じやったわ。

実母は、ダンナさんに一度一緒に病院へ、行ってみたらどうかって言ってたようやわ。そやけど、ダンナさんは「そうですね」と言いつつ6年の間、一度も一緒に来ようとしたことはないよ。そもそも、一緒に行くつもりもないと思うねん。

たぶん、家族は私をどう扱っていいのか、わからなかったんやと思うんよ。そやからと言うて「うつ」について、理解を深める気もなかったんやろうなって思う。

「うつ」患者が増加し、うつ病という病名が一般的に広く知られるようになったよね。そやけど「うつ」に関して、ちゃんとした知識を持ってはる人は、まだまだ少ないんちゃうかなって思うよ。

間違った知識を持つことで、多くのうつ病患者がツライ思いをしてはると思うんよ。

「うつ」に対して、どんなイメージを持ってはりますか?

やっぱり、私の家族と同じとちゃうかな?

ただの甘えや、現実逃避、引きこもり、家事放棄、育児放棄に見えてるんやと思うねん。何もやる気が起こらへんのに、こう思われてるんよ。

ただ仕事や家事がイヤで甘えているだけやと、身近な人から言われたら、そうかもしれへんって、自分を責めてしまう人もいはるんです。また、どうしてわかってくれへんのって思ってはる人もいっぱいやと思います。

たくさんの人が職場や家庭でのストレスが、原因で「うつ」を発症してるんです。

仕事や人間関係、夫婦問題、恋愛問題、親しい人やペットの死、転勤や結婚なんかの環境の変化が原因になって「うつ」が発症するんです。

「うつ」の難しいとこは、原因や症状にも個人差があるし、こうすれば治るって確実なもんがないんです。

治療法も一つやなく、一人ひとり違うしなかなか完治は、難しいって言われてるんです。

そやけど、通院や薬物治療で改善する見込みはあるんで、あきらめずに治療に取り組むことが大切なんです。

家庭をやすらぎの場に

多くの人にとって、家庭は「安らぎの場」であり、家族は「一緒にいて安らげる人たち」のはずです。

反対に家族の仲が悪く、家庭が「安らぎの場」としての役目を果たしてなかったら、「うつ」を発症する可能性も高くなるんです。また「うつ」を悪化させることになるんです。

「安らぎの場所」がないから、精神疲労がどんどんたまってしまうんです。

家族が一番にしなあかんことは、家庭を「安らぎの場」にすることやと思うんです。

特別なことは何もしなくていいんです。普通が一番です。

温かい家庭を続けてください。温かい家庭でないんやったら、温かい家庭を私のために取り戻してください。

家族の理解がなかったら、うつ病は決して改善できひんと思うんです。

うつ病の人は誰にも打ち明けることが、できひん悩みを抱えてるんです。

それを理解し、サポートしてあげることがうつ病の改善につながるんです。

「うつ」の知識がないまま、うつ病患者に接したら、ますます相手を追い詰めてしまう可能性があるんです。

もし「うつ」に関する知識がなく、理解できひんって思ってる。ほんで、理解しようと努力をするつもりがないんやったら、できるだけ関わらんとそっとしておいてあげて欲しいんです。

※これは私の経験からも言えることです。

そっとしておいて欲しいその通りなんです。下手に関わってこられると余計ストレスがたまるんです。ただ、全く無関心でいられるんも孤独を感じるんです。

腫れものを触るようにされたら、本人にも伝わって家庭が変な緊張感に包まれてしまい、「安らぎの場」ではなくなるんです。

 

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3つの気をつけてほしいこと

特別なことをしない、普通が一番なんです。

★人は悩んでいる人を見たらアドバイスをしたくなるんやけど、「断定的なアドバイスはしないこと」です。

その人のためを思ってのことやけど、アドバイスは時として相手を否定する意味を含んでしまうんです。

「こうすればよかったのに」、「こうやから失敗したんやない?」なんて言われたら、「自分が悪かったんや」って思ってしまんです。

「あなたがそう思ったんやったら、それで良かったんやないかな」って、相手を認めてあげるといいです。

★人は元気のない人を見たら、よかれと思って気晴らしに誘いたくなってっしまうんです。

「パーっとご飯でも食べに行かない?」、「出かけたら気分も晴れるよ」なんて言ってしまいそうなんやけど、強引に何かを誘うのはやめてください。

「うつ」の人はやる気がでなかったり、楽しみを感じられへんかったりするんで、無理して気晴らしをしても楽しめません。余計疲れたりストレスを感じるんです。

★「うつの人を励ましてはいけない」、「がんばって」っては禁句やと聞きます。

これは、「うつの人にプレッシャーを与え過ぎてはいけない」ってことなんです。

精神的に限界に近い状態にいる時、更にプレッシャーを受けると立ってられなくなるんです。頭を抱えたくなるし、気持ちは空回りするんです。

「うつ」の方は精神的に限界どころか、限界を超えてしもて「うつ」になってしまったんやから。

他に家族ができること

<生活のリズムをサポート>

「うつ」で不眠や倦怠感などから生活のリズムが崩れてしまうんです。

薬物治療を始めたら、眠気やだるさなんかの副作用が現れ、これも生活リズムを崩すことになるんです。

生活リズムの崩れはホルモンバランスを崩し、「うつ」の治療経過を悪くするそうです。

規則正しい生活のサポートをしてあげると良いと思うんです。「うつ」の経過が悪い方は、生活リズムが不安定やそうです。

生活リズムの崩れが良くないって、わかっていても本人だけの力ではなかなか治せないんです。そやけど、無理強いはしないでください。

「うつ」の治療で一番大切なのは、「休養」なんです。ゆっくりさせてあげてください。

休養+生活リズムの改善として、入院することも一つの方法でやと思いますよ。

<診察に同行>

お医者さん側からみると診察に、同行してくれると助かることがあるようです。

<自殺を防ぐ>

最後ですが、自殺を防ぐことが最も大切です。

もし「死にたい」という言葉が出るようなら、決して軽く受け流すようなことはしないでください。

まずは治療に、専念することをすすめてあげてください。

たとえ笑顔で言っても、冗談に聞こえても軽く受け流すんはとっても危険なんです。

ほんで、絶対に自殺をしないっていう、約束を本人とすることも大切なんです。この約束が自殺をしようとする気持ちに、大きな歯止めの役割を果たすことがあるんです。

私はいつもあなたの味方で、どんなあなたでも生きてていいんです。って安心させてあげてください。
私のダンナさんのいとこは「うつ」で、35歳の時に自殺しました。

私は元気な頃の彼しか知りません。

彼のお母さんは、「彼が選んだんやから良しとしようと」何度も納得しようとしてはりました。

でも「本当にこれで良かったの?」って、堂々めぐりでずっと苦しんではりました。

彼の家族は彼を理解し、温かく見守ってあげられてたんでしょうか?止められへんかったことを、ずっと後悔してはるんやないかな。

 

悲しい出来ごとでした。

ただ、あとから話しを聞いて、どうして「自殺するかもしれへん状況やった」ことがわかってて、一時でも彼を一人にしてしまったんやろう。彼だけを見ていてあげて欲しかった。

私も死にたいって思うことがありました。

彼も計画的やったようですが、その時は衝動的になってしもたんちゃうかって思うんです。

長い治療の中でそういう時期は何度かくるかもしれへん。波があると思うんです。それを乗り越えて治療を続けて行くしかないんです。

家族が、主治医が、カウンセラーが誰でもいいんです。理解をしてくれていつも味方でいてくれて、生きてていいんやって言ってくれたら、死なずにすんだと思うんです。

彼は、そういう人に出会わなかったんやろうって思うと、とても残念です。

ご冥福をお祈りします。

最後に

うつ病患者を理解できひんなんて言わなんといてください。

一緒にがんばろうなんて言うたらあかんのです。

できることちょっとでもやってあげて、温かく見守ってあげてください。

それだけで気持ちが随分楽になるはずです。

 

「うつ」の方の気分晴れの日が一日でも多くなることを祈っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

はっぴーあくま

はっぴーあくまです。 猫大好き、今は黒猫2匹と白猫(オッドアイ)2匹、4匹と一緒に暮らしてるんよ。母親らしくないっていつも言われるこどもっぽい私。これでも高2と中3の2人の娘がいる40代の悩み多き?ワーキングマザーです。 ドリカムの歌が大好きで今日もドリカムの世界に浸ってます。