7ヶ月のムスメが原因不明の高熱、川崎病に 今も流行ってるよ

もう14年前のことになるんやけど、最初の子供(ムスメ)が7カ月の時「川崎病」に罹ったんよ。

その頃、「川崎病」って知らへんかった私は、もう普通の子やないんやってメチャメチャ不安になったなぁ。

川崎病の疑い

2001年4月末のことやねん。

7か月になったムスメが40度代の熱を出してん。

あんまりにも高熱でビックリして、病院へ急いで連れて行ったんよ。

 

先生は、「突発性発疹」なりましたか?

「いえ、まだなっていません。」

「それなら、その可能性が高いので様子をみましょう。」

とりあえず解熱剤をもらって帰ったんよ。

突発性発疹

生後6か月から1歳半くらい赤ちゃんがかかり、高熱(38~39度)熱が下がった後に全身に発疹ができる病気。

2,3歳までにはほとんどの子どもが感染し、そのうち6~8割の子どもに症状が現れる赤ちゃんの病気。

そやけど、次の日もその次の日も熱は下がらへんかった。

熱が5日経っても下がらない場合は、先生に電話するようにって言われててん。

それから5日目経っても、熱は40度代で続いててん。

 

先生に電話をしたんよ。

「今日で何日目ですか?」

「5日目です。」

「5日経ちましたか?一度診ましょう。連れてきてください。」

かなり、ぐったりしていたんで、病院まで抱っこひもで歩いて連れて行ってん。

先生に診察してもらいました。

そしたら、お腹から背中に大小さまざまな形の発疹があって、先生が「これはいつから?」

「昨夜気づきました。」

腕を掴んで「このBCGの跡のところ赤くなってるね。」

「うーん、お母さん川崎病の可能性がでてきました」

「川崎病?」何?何?公害病?頭が真っ白になってん。

「お手紙を書くので、大きい病院で検査した方がいいでしょう。

県立病院が近いからそこでいいですか?

今日は小児科の先生が居ないから明日行ってください。

急を要する事態ではないので、明日で大丈夫ですよ。

ひどくなるようで心配なら、休日応急診療所へ行って、そこから小児科のいる病院へ紹介してもらってください。」

とりあえず、お手紙もらって帰宅してん。

 

「川崎病」っていう病気を知らへんかった私は、ネットで調べてみてん。

そしたら、一番にでてきたんは、「川崎病の子供を持つ親の会」やってん。

え?何これ?大変な病気になってしもたんやろか?

普通の子やなくなるん?

不安でたまらへんかったよ。

川崎病

正式な名前は「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」っていうねん。

 

発見者の川崎富作先生の名前を取って、川崎病って呼ばれてるんよ。

 

1.原因不明の39~40度の高熱が5日以上続く。

2.手足や体に大小さまざまな形の発疹が出る。

3.手のひらや足の裏が赤くむくんでかたくなる。

4.くちびるが真っ赤になり、舌がイチゴ状に赤くなる。

5.白目が赤く充血する。

6.喉の粘膜も赤く腫れ、、首のリンパが腫れて痛がる。

 

これら6つの症状のうち、5つがあてはまったら、川崎病と診断されるんよ。

 

それと特徴的なんが、うちの子もそうやったけどBCGの接種跡の部位に発赤が出るんよ。

これも診断の助けの一つになってるらしい。

 

熱が下がる頃、指先の皮がむける等の症状が特徴的やねん。

 

川崎病は全身の血管に炎症が起こる病気なんやけど、特に心臓に血液を送り込んでる冠動脈ってゆう血管に、瘤(こぶ)ができる後遺症が残る場合があるねん。

川崎病を発症した子どもの10%くらいにこの冠動脈の異常が見られるらしい。

 

川崎 病はかかった子の2~3%に再発がみられるねん。

入院

実家の母に電話してん。

川崎病のことはよくわからへんようやったけど、「明日なんて言ってないでさっさと救急車呼んで大きい病院へ連れて行きなさい!」

「いや、先生は休日応急診療所へ連れてくようにって」

「だったら、そこへ連れて行きなさい。」

「同じ所見なんか川崎病の疑いがあるってことを言わないで行ってみなさい。」

 

タクシーを呼んで、休日応急診療所へ行ったんよ。

 

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たくさんの子供がきててん。

高熱でぐったりしていたため、端っこの方で待つ事にしてん。

問診票を書いて、熱を計ったら41度やってん。

 

診察室から呼ばれて入ったら、先生は「急にこんなところに来てもらっても困るんだよね。川崎病の疑い、搬送!!」

「今日小児科の先生がいる病院は、六甲アイランド病院。そこでいいね。行くよね、お母さん」

「あ、はい。」

「連絡しておくから、入院の準備して行きなさい。」

「はい・・・」

搬送って・・・やっぱり急いで行った方がいいんや。

 

急いでタクシーで帰ることにしてん。

 

帰って、実家の母に連絡、そして仕事やったダンナさんに連絡。

すぐに帰ってきてもろてん。

 

急いで入院の準備をして、病院へ。

あんまり近い病院ではなかってん。

さらに、病院の入口が休日なためわからず、ウロウロ。

やっと病院の中へ入って、受付へ。

 

案内されて行ったら、先生が「遅かったじゃないですか?連絡もらってもう○○分も経ってますよ」

腕組をして待ってはってん。

 

診察室へ入ったら、すぐ「お母さんとお父さんは少し出ていてください」

外へ出ると、わーーーって泣き声がしてん。

毛布でぐるぐる巻きにされ、採血など検査をしてはったみたい。

 

ほんで先生がでてきてん。

 

「川崎病」と「溶連菌感染症」を疑います。

我々としては、まず溶連菌から疑い、抗生物質を投与します。

効果がなかったら、川崎病として治療を始めたいと思います。

入院になりますが、こちらの病院ご自宅から遠いですよね?

どうされます?

入院されるとなると遠いと大変です。

近くの病院で入院されますか?

「近くの方がありがたいです。」

「探してみます。」

「中央市民病院の夜診で小児科の担当先生がいらっしゃいます。連絡してみます。」

ベットも空いて確保してもらいましたし、話はしておきました。

この手紙を持って夜18時以降にペインクリニックを受診してください。」

また、家に戻ることになってん。

 

18時までの時間が長く感じてん。

その間にもムスメはどんどんぐったりしていっててん。

18時、入院の準備とお手紙を持って、中央市民病院へ行ってん。

 

また、多くの人が来てはってん。

受付で「入院って言われてきました。紹介状です。」と渡してん。

「順番ですので、お待ち下さい。紹介状は診察室内で渡してください。」

結局、ベットも確保してもらってるのに、一般に来てる人と同じように待たされてん。

 

どうみても、みんなうちの子より元気やん!!

 

この医療体制ってどうなんって思ったわ。

 

やっと名前が呼ばれてん。

診察室で、先生は紹介状に目を通し、ムスメを診て、「川崎病!入院です」

「すぐ手続きと準備をしますから、お父さん、お母さんは外で待っててください。」

 

あ、また外に出された。

さっきとおんなじで、赤ちゃんを毛布などでぐるぐる巻きにして、動かへんようにして、ルートを取ったり採血をしてはったみたい。

 

お母さんの顔が見えへんようになんか、親にその姿を見せへんようになんかはわからへんけど。

 

病棟に案内されてん。

 

先生から病状、治療方針の話しがあったよ。

「症状からして川崎病で間違いないです。すぐに治療に入りらせてもらいます。よろしいですか?

病院によって治療方法は違いますが、当院ではアメリカでやっている治療方法を取り入れています。

始めに24時間γグロブリン大量投与します。川崎病はそんなに珍しい病気ではありません。

当院規模で年間7,8人程度います。原因は解明されていませんが、治療法は確立されていて昔みたいに後遺症が残ることがほとんどなくなりました。ご安心ください。」

 

当院って総合病院(257床)やけど年間たった7,8人って少ないんちゃう?

安心させるために先生は言わはったんやろうけど、余計に不安になってしもてん。
個室で入院生活が始まったんよ。

 

赤ちゃんの場合は24時間の付き添いがOKやったんで、一緒に寝泊まりしててん。

γグロブリン大量投与が始まって数時間、ムスメの体がムチャクチャ冷たくなっててん。

看護師さんが来て、「お熱下がりましたね」

「35.6って下がり過ぎじゃないですか?」

「大丈夫ですよ。」

「はぁ~。」

すっかり熱が下がり、ちょっと冷たくなってるムスメを見ながら、横の荷物入れ兼簡易ベットで寝たんよ。

ミルクは口が痛くて吸えず、スプーンで少しずつ飲ませてたよ。

少しずつ、ムスメは元気になっていったんよ。

入院したのは、外泊も含めて1週間くらいやってん。

退院、その後

退院後はしばらく血液をサラサラにするお薬(アスピリン)を飲み続けたんよ。

後遺症で多い、冠動脈瘤の予防やねん。

ほんで、血が止まりにくいんで、けがをさせへんようにって注意があってん。

 

その後も定期検査で何度も心エコーを受けたよ。

 

幸い、後遺症は見られへんで、今に至るよ。

 

川崎病が発見された当時は、今の医療より遅れてて、治療法が確立されてへんかったんで、後遺症が残った人が多って聞くよ。

 

川崎病にかかって、正しい知識のない家族・知人からは、私立の学校お断りや、後から後遺症が出てくるとかいろいろ言われたよ。

 

ムスメは今15歳やけど、もう定期健診にも行ってへんねん。

 

学校の健診ではさすがに「川崎病になったことがある」で毎回ひっかかり、二次健診することにはなるんやけど、問題なく過ごしてるよ。

 

特別、困ったことはないんやけど、一つだけ一般的な安い子供保険に入れへんかったかな。

これくらいやろか。

今も流行ってる

ムスメが保育園に行ってる頃、10年くらい前やろか・・・川崎病になる子は、やっぱりいてん。

季節としては春~GW頃に流行るらしい。

我が家のムスメもGWやったわ。

それから、流行り年っていうのもあるみたい。

 

意外と身近なとこにいはるんよ。

実は、私の子供もかかったって人が。

 

原因がわからへんし、予防はできひんねん。

 

まずは、5日以上の40度近い高熱、BCGの跡の発赤で川崎病を疑ってみて。

ほんで、必ず小児科で診てもらってくださいね。

 

休日診療所などで担当が小児科医やなかったら、川崎病って判断ができひんことがあるらしい。

診断がつけばすぐ治療が開始され、後遺症もほとんどないから、昔ほど怖い病気ではなくなったよ。

正しい知識を持って、対応してあげてくださいね。

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はっぴーあくま

はっぴーあくまです。 猫大好き、今は黒猫2匹と白猫(オッドアイ)2匹、4匹と一緒に暮らしてるんよ。母親らしくないっていつも言われるこどもっぽい私。これでも高2と中3の2人の娘がいる40代の悩み多き?ワーキングマザーです。 ドリカムの歌が大好きで今日もドリカムの世界に浸ってます。